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ツイッターは熱血党員?

Posted November. 17, 2011 08:00,   

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現役国会議員をフォローイングするツイッターリアンの「イデオロギー偏食度」や「政治志向の選り好み」が深刻な水準であることが浮き彫りになった。

ソウル大学のハン・ギュソプ(言論情報学科)教授とイ・ジェドク(物理学科)教授、慶煕(キョンヒ)大学のパク・ジュヨン(物理学科)教授による研究チームは16日、第18代国会議員をフォローイングしているツイッターリアン31万9259人を分析した結果、自身が支持する政党だけをフォローする割合が85.4%に上ることが分かったと明らかにした。

同研究チームは、国会議員フォロワーたちがどの議員をフォローイングしているのかを分析し、それぞれのフォロワーに一種の「理念ポイント」を与えた。そのポイントをもとに支持政党への忠誠度を分析した。数値が高いほど、自身が支持する政党だけに熱中する度合いが強いことを示している。

研究チームが米国の現役上院議員93人のうち、ツイッターアカウントを持っている67人のフォロワー203万人あまりを対象にも同様の方式で分析した結果、政党忠誠度は79.1%だった。聞きたいことだけを聞こうとする国内ツイッターリアンの性向は、米国ユーザーに比べて強いことが浮き彫りになった。

ハン教授は「ツイッターが多様なイデオロギーを持つユーザー間の『疎通のための空間』というよりは、イデオロギー的な傾向が共通しているユーザーたちが欲しいと思う情報を得て、行動に移しているのが特徴となっているツール、というのが研究で証明された」と説明した。

政治家フォロワーたちのイデオロギー的性向も、進歩派が保守派に比べて2倍近く多かった。調査結果、進歩派ツイッターリアンの割合は32.4%だったが、保守派ユーザーは16.9%、中道派は50.6%だった。半面、研究チームは一般国民10万人を対象に政治的性向についてをオンラインでアンケート調査を行ったが、自分は保守派と答えた回答者(23.2%)が進歩派(19.3%)より多かった。中道派は57.6%だった。



sunggyu@donga.com