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李健煕・三星会長「女性採用の割合をさらに拡大」

李健煕・三星会長「女性採用の割合をさらに拡大」

Posted April. 20, 2012 07:22,   

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李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)電子会長(写真)は19日、「女性人材を重視する」とし、「現在30%ぐらいの女性(新規)採用の割合をさらに拡大する」と話した。李会長は同日、李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長をはじめ系列企業で今年に昇進した女性役職員9人を招き、1時間40分にわたって昼食を挟んで懇談する席でこのように話した。

李会長は、「女性が能力を発揮できないのは国の損だ」とした上で、「うちのグループは女性が能力をよく発揮できるようにして得をしている。(皆さんの)優秀な(女性)後輩たちに『三星で働けば』と勧誘して欲しい」と話した。

李会長はさらに、「韓国社会は前はもっと深刻だったが、まだまだ女性に対する差別が残っている」とし、「ここままではいけないと思って、会長になってから、女性社員を増やして『育成しろ』『保育施設も増やせ』と強調してきた」と紹介した。

招かれたのは、社長から課長まで、既婚者と未婚者とが混ざっていたが、地位に関係なく仕事と家庭生活を並行しながら感じたことについて、ざっくばらんに語った。李会長は出席者らに社内保育園の育児プログラムを評価してほしいと言ったり、困ったことはないかと聞いた。女性で高卒の生産職社員では初めて次長になった三星電子の社員には、「早く部長にもなって、常務にもなってほしい。必ず覚えておく」と言って励ました。



tesomiom@donga.com