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開いた口が塞がらない中国名門小学校の入学戦争

開いた口が塞がらない中国名門小学校の入学戦争

Posted August. 20, 2013 03:21,   

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「大人でもわからない面接問題、父兄も知能テスト、高額の寄付金…」

香港の明報は19日、中国で名門小学校入試ブームが起こり、9月初めの入学を控えて現れる百態を紹介した。

ある小学校の面接試験には、「北極熊はどうしてペンギンを食べないのでしょうか」という質問をした。一部の小学校は父兄の知能指数(IQ)までテストする。学校側は、「父兄の知能指数が低ければ、子どもが10歳以後は伸びない」と、理由を説明した。

上海の世界外国語小学校は、新入生120人募集に約4400人が志願して約37倍の競争率を見せた。この学校の入学試験はアイパッドを利用しているため、アイパッドの使い方が分からないと、試験を受けることさえできない。試験の内容の中で「続けて読みなさい」の場合、12の句・節は英語、最後の1句・節はドイツ語、フランス語、日本語の中で一つを選ぶことになっていて、小学生に2カ国語の外国語力を要求した。面接の時は「紙を1回だけ裂いて3枚にするためには?」などの問題も出題される。

高額の寄付が必要な小学校も少なくない。北京の海淀区の名門小学校は6万人民元(約1093万ウォン)、東城区は3万〜6万人民元(約546万〜1093万ウォン)の入学寄付金が必要だと、明報は伝えた。最高名門の一つの景山小学校は25人民元(約4555万ウォン)、史家小学校は13万人民元(約2369万ウォン)もする。名門小学校の近くの家はプレミアムまでついて取引される。

一方、雲南省昆明の一部の学校は、父兄の学歴と職業で新入生のクラス分けが行われた。雲南省のある師範大学付属の小学校の父兄は、「最も良い2つのクラスには教職員の子どもがずっと多い」と話しており、教職員が先取りしたものと見られる。良いクラスに入れてもらえるためには、学校に誠意を示さなければならないという話もあると、中国のマスコミは伝えた。

北極で暮す北極熊は南極で暮すペンギンに会えないため食べることができず、紙を2回折ってから裂くと、3枚になる。