現在約56万人ぐらいの大学(4年制、2年制)の定員が23年までに40万人ぐらいに削減される。
教育部は28日、学生数の急減に備えて全体大学を5等級に分けて定員を削減する「大学構造改革推進計画」を発表した。
この計画によると、全ての大学は23年までに3段階に分けて合わせて16万人を削減しなければならない。削減規模は、△15〜17学年度4万人(1周期)△18〜20学年度5万人(2周期)△21〜23学年度7万人(3周期)だ。
教育部は昨年予告したとおり、絶対評価を通じてそれぞれの大学を5等級(最優秀、優秀、普通、不十分、とても不十分)に分けることにした。最優秀大学は自律的に定員を削減し、残りの等級は強制削減対象だ。しかし、最優秀大学も定員削減規模に応じて政府の財政支援を調節することにし、事実上、全ての大学が構造調整をするしかない。
焦眉の関心事だった等級別大学の数、それぞれの等級の定員削減規模、評価指標および配点などはまだ決められていない。教育部は評価項目を大学運営の全般にわたる共通指標や大学別特性化指標に分け、定量評価と定性評価を並行するという基本方針だけを決めた。教育部は上半期中に大学構造調整改革関連法を制定して、別途の大学構造改革委員会を設置し、8月までに細部評価項目を定めると発表した。
周期別評価で2回連続「とても不十分」の評価を受けた大学は強制に退出される。
4年制大学と専門大学(2年制)の定員削減比率は、現在の定員比率に比例して63対37に決まった。したがって、17年までに4年制大学は2万5300人、専門大学は1万4700人を削減しなければならない。首都圏所在の大学と地方大学、国立大学と私立大学間の定員削減比率は決まっていない。教育部は予め比率を決めずに、大学別評価結果が出た後、大学構造改革委員会が適正比率を決めると話した。