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「統進党の2議員は北朝鮮資金で立候補」 「鋼鉄書信」金永煥氏が証言

「統進党の2議員は北朝鮮資金で立候補」 「鋼鉄書信」金永煥氏が証言

Posted October. 22, 2014 10:15,   

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北朝鮮は、国内に合法的進歩政党が立つことを強く希望し、国会議員や地方選挙に、北朝鮮の資金が調達され、選挙資金として利用されたという証言が、統合進歩党違憲政党解散審判の法廷から出た。

主体思想の理論書「鋼鉄書信」の著者で、地下政党・民族民主革命党(民革党)を創設して転向した北朝鮮民主化ネットワークの金永煥(キム・ヨンファン)研究委員(51、写真)は21日、ソウル鐘路区(チョンノグ)の憲法裁判所で行われた第16回公開弁論に証人として出席し、「北朝鮮は1995年の統一地方選挙や1996年の国会選挙に、組織員を候補として立候補させ、支援すべきだという指示を出した」とし、「1991年、北朝鮮への密入国の際に支援をうけた40万ドルやさまざまな財政事業で稼いだ資金で、500万〜1000万ウォンを、候補らに支援した」と証言した。

さらに、「城南(ソンナム)では、金美希(キム・ミヒ)候補に、九老(クロ)地域では李相奎(イ・サンギュ)候補に、それぞれ500万ウォンを支援した。1996年の国会選挙では、城南のチョン・ヒョンジョ候補と、民革党のイ・ソンホ候補に、それぞれ1000万ウォンを支援した」と明らかにした。